【今が旬】柑橘ランキング。果物を贈りたい。外れなし。おいなりのおススメ5選！

野菜・果物の販売を続けて１５年。様々な食材を販売、接客してきたおいなりがおススメする食材を紹介します。

大切な人に贈りたい。家族で楽しく食べたい。ちょっとしたご褒美に。そんな人におすすめします。ただしここで紹介する果物は少々お値段が高めであることをご承知おきください。ただしそれだけの価値があるのです、これから紹介する果物には。１５年以上仕事として果物の販売に携わってきましたが、日本が誇るこれらの果物の存在を知れたこと、この味わいをぜひ皆様にも知っていただきたいです。

ご贈答をお考えの人はまずは自分で食べてみて本当においしいのか確かめてください。ここに記載した果物は買って後悔させませんので。味に納得したうえでご贈答として贈るとよいでしょう。送別シーズンの2月～3月に旬を迎える柑橘をご紹介します。

それでは下記においなりが実際に食べてみてズバリおすすめランキングを公開しますのでどうぞご覧ください。

※感想はおりなりが実際に食べた独自のものとなります。

第5位　はるみ

清美×ポンカンの交配品種。おいなりの暮らす地域では１０年ほど前から徐々に広まってきました。

果肉が柔らかくマイルドな甘みが味わえます。小ぶりで手で皮がむけるので食べやすいです。柑橘の酸味が苦手な人におすすめ。１月ころから出てくる、いよかん・ポンカンと一緒に春を感じる柑橘でもあるのではないでしょうか？ポンカンに比べて皮が滑らかでむきやすいのも特徴です。

旬は２月から４月とされていますが、暖かくなるとポンカン系の特徴である果肉のパサつきがでてきます。お買い求めの方は遅くとも３月中頃までがおすすめ期間です。４月以降『どうしてもはるみが食べたい』人はS、Mサイズの小玉を探しましょう。大玉は水分がとびやすいです。

第4位　甘平(かんぺい)

西之香×ポンカンの交配品種。2007年に愛媛県で品種登録された果物でおいなりが認知したのは2018年頃で比較的目新しい柑橘です。

特徴はなんといっても甘味です。おいなりは初めて食べた時の感動をいまだに覚えています。さらに写真をご覧ください。皮が薄く今までの柑橘類の常識を覆してくれた一品ではないでしょうか。当然、手で皮がむけます。

おススメする期間は1月末から2月までとなります。柑橘を食べる期間としては、まだ外気温も低く食べるには向かない期間です。ですが無類の柑橘好きの人にはおすすめです。年が明けたらまずは甘平。それからは、この後出てくる上位3位の柑橘につなげるとよいでしょう。

第3位　はるか

3位は変わり種の紹介です。はるかは日向夏×夏みかんの交雑品種であるとされています。おいなりは2015年頃にはるかの存在を知りました。

特徴は見た目を裏切る爽やかな甘みです。皮が厚く見た目がレモンのようですが、食べてびっくり春を感じさせてくれる味わいでコアな支持者もいるくらいです。難点として種が多いです。また近年とある事情でアメリカ産のグレープフルーツの流通量が激減しています。グレープフルーツのような爽やかな甘みがお好みな人におすすめです。

おすすめ期間は2月から4月中頃となります。皮が厚いおかげか比較的長い期間お楽しみいただけます。ただし、ごつごつした厚い皮なので箱の中の腐りに注意が必要です。購入後は箱を空けて風通しをよくしておくとよいでしょう。

第2位　せとか

（清美×アンコール）×マーコットの交配品種です。おいなりが記憶では2018年頃から流通するようになりました。主な産地は愛媛県で九州や四国で栽培されている柑橘です。

ちまたでは高級柑橘で「せとか」なるものがあるらしいとの噂がたち、年がたつにつれ注目され今ではかなり一般的になったのではないでしょうか。スーパーでも3月ころからメインで取り扱っているお店もあるくらいです。

特徴は果実が大きくて皮が薄く手でむけます。ずっしりとした重みで果肉はみずみずしくジューシー、糖度が非常に高いです。程よい酸味で春の訪れを感じさせてくれます。おいなりは毎年必ず1個は食べますね。

難点はデリケートな柑橘であるということです。皮が薄く大玉なので押されに弱く暑さにも弱いです。柑橘特有のパサつきも出やすいです。おいなりは4月に食べた時にはパサついており、せとかの特徴であるみずみずしさがなくなっていて残念な思いをした記憶があります。食べるなら3月までです。4月以降は、和歌山県でも栽培されているようですのでこちらの産地をお求めになるとよいでしょう。

第1位　はまさき（麗紅）

どこぞの釣りバカのような柑橘が第1位です（ネーミングセンス。。。）。はまさきとは麗紅という品種で佐賀県JA唐津が商標登録している名称です。糖度・酸度・外観の基準を満たしたエリート柑橘です。

はまさき（麗紅）は（清美×アンコール）×マーコット。見覚えありませんか？なんとあの「せとか」同じなんです。食べ比べると別の柑橘のようですよ。ぜひお試しを。

特徴はなんといっても゛みずみずしさ゛したたる果汁。こぼれ落ちそうになりますよ。食べれば口の中が大洪水。甘味はせとかに劣りますが、糖度・酸度のバランスははまさきです（おいなり基準）。

したたる果汁を味わいたいのなら絶対大玉です。大玉なら果汁も食べ応えもばっちり、見映えもよいいですし。贈答にもぴったりですね。薄皮なんで当然手で皮がむけます。

おいなりのおススメする逸品。ぜひご賞味ください。

日本が誇る高級柑橘。今なら送料無料です。ご注文はお早めに。買うなら「大玉」ですよ。

まずは試してみたい人用に。サイズお任せ訳あり品。

まとめ

日本が誇る国産柑類。ミカンのようでミカンでない。見た目はさほど変わらないのにこんなに味が違うのかと。この素晴らしさは食べてみなければわかりません。

贈答は絶対大玉です。見映え、食べ応えと、それぞれの特徴を最大限味わうなら大玉サイズ。

大玉でデリケートな柑橘ですので産直をおススメします。相手に届くのが3月中になるように注文しましょう。

最後に、パサつきは絶対に回避せねばなりませんので。4月以降に出回るものは要注意です（体験済み）。